パーソナルトレーナー和泉 大樹

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歳を取ると筋肉痛は遅くやってくるの?

みなさんこんな経験ありませんか? 若いころは、筋肉痛は翌日に来ていたけど

歳を取ってから翌々日に来るようになった。 筋肉痛が遅れてやってくると歳を取ったと感じる人も多いかもしれません。ですが、実はこれ科学的な検証はされていなく関係はないとされています。筋肉痛が発生するまでの時間を左右するのは、年齢ではなく運動の種類であるといわれています。瞬発的な運動、短くて高負荷、高強度の運動ほど

筋肉痛は遅れて発生し逆に、軽めの運動をじっくり行った時などは、

筋肉痛は早めに起きるとされています。筋肉への負担の量は、運動時間と負荷の大きさで決まります。また、筋肉が伸ばされながら力を発揮する運動(伸張性筋収縮)は筋肉へのダメージが大きいので筋肉痛になりやすいです。例えば、階段を上るよりも下る方が筋肉へのダメージは大きくなります。加齢とともに筋肉痛が遅れてやってくるのは老化によるものではなく、同じ運動量であっても加齢とともに筋肉が衰え筋肉への負担が大きくなり、 身体の反応が変わってくる為だと考えられています。筋肉痛の発生メカニズムは、完全に解明されているわけではないですが、筋肉が運動によって損傷されて、炎症を起こすこと

とされています。普段から筋肉をしっかりと働かせていれば

歳を重ねても筋肉痛が遅くなるということはありません。

牛乳(カルシウム)だけでは骨は強くなりません

 骨を強くするには、一般的にカルシウムが必要と言われていますがカルシウムだけでは骨は強くなりません。カルシウムが豊富な食品と言えば牛乳ですが牛乳を飲んでいても骨が強くなるわけでもなく逆に飲み過ぎると骨が脆くなる可能性もあります。牛乳を飲むとお腹が痛くなったり下痢になったりする人もいます。下痢を起こしてしまう人は牛乳が身体に合わないので無理して飲む必要もありません。下痢になってしまうのは牛乳に含まれる乳糖を分解できない為に起こります。乳幼児のときは母乳中の栄養素を利用するために 乳糖を分解するラクターゼと言う酵素を作ることができますが、母乳の必要性がなくなるとともにラクターゼを作る働きがだんだん弱くなっていきます。大人になってラクターゼを作ることができない状態を

「乳糖不耐性」といい黄色人種と黒人のほとんどの人が

程度差はありますがそうなるようです。ちなみに発酵食品であるヨーグルトやチーズは乳酸菌によって乳糖がある程度分解されていますので下痢にならなかったりもします。牛乳に含まれる乳糖を分解できないと タンパク質やカルシウムなどの栄養素を吸収することができなくなってしまいます。強い骨を作るには?強い骨を作るには、カルシウムだけでなく マグネシウムやリンなどのミネラルも摂ることが必要です。マグネシウムはカルシウムの2分の1の量を摂るのが理想ですが、牛乳にはマグネシウムが

カルシウムの10分の1くらいしか含まれていません。 「カルシウムが強い骨を作る」といわれていますが

実際は、リン酸カルシウムとリン酸マグネシウムです。そして、タンパク質が結合してアパタイトという組織を作り骨を強くしています。また、これらの材料だけでは骨を作ることもできません。他にも、

亜鉛やマンガン、ホウ素、ビタミンB6やC、Kなどのビタミンとミネラルも必要でタンパク質も必要です。マグネシウムは血液中のカルシウムとタンパク質、リンの割合を調節し、血液が過度にアルカリ性、あるいは酸性に傾くのを防いでいます。牛乳はマグネシウムが少なく、リンやタンパク質によって

血液を酸性に傾けてしまい、これを中和するためにカルシウムが失われてしまいます。実際に牛乳を多く飲む子どもほど骨折率が高かったり、牛乳を飲むお年寄りに骨粗鬆症の発生率が高くなっていたりもしています。栄養素は互いに影響し合って機能していています。ある栄養素だけ摂っても実は意味がなくバランス良く栄養素を摂取する必要があります。つまり色々な食材からバランスよく栄養素を摂ることが大事だということです。

酵素とは?摂取しても意味がない?

酵素とは生体内での化学変化を触媒する物質で栄養素ではありません。触媒とは自身は変化しないで他の物質の化学反応の速度を速めたり遅くしたりする働きをする物質です。食べた物を消化したり代謝したりするには酵素が必要で私たちの生命活動には欠かせません。生命活動に欠かせないことから摂取すると「健康にいい」「ダイエットにいい」「アンチエイジングにいい」など謳われています。だからと言って単純に口から摂ればいいと言うことにはなりません。口から摂取した物は消化されます。消化で身体に吸収できる大きさまで一度分解されて吸収されます。酵素自体はタンパク質で構成されています。タンパク質は分子量が大きくこのままでは吸収できないので一度消化してアミノ酸まで分解されてから吸収されます。そして、必要に応じて再び様々なタンパク質に合成されます。この際にまた酵素に合成されるとは限りません。ですので酵素を摂取しても残念ながら酵素を吸収できるわけでもなく酵素を補給できるわけでなないのです。酵素は消化酵素によってアミノ酸に分解されてから体内に吸収吸収されたアミノ酸は必要に応じて再びタンパク質に合成酵素を摂取しても意味がないと言えます。